鼻づまりや嗅覚障害の日帰り手術による治療を専門におこなっています。
鼻づまりや一部の嗅覚障害は、鼻を通る空気の量が少なっている事が原因です。
私の専門は嗅覚障害で、2022年に「気導性嗅覚障害は嗅覚領域の空気の量がすくなくなることが原因」であることを世界で初めて立証し発表しました。
鼻を通る空気の量が少なくなる原因は、構造的問題やアレルギー性、副鼻腔炎によるもの、歯が原因の場合など、多岐にわたり単純ではありません。
またそれにより、睡眠障害やにおいの障害、頭痛、後鼻漏等、日常生活を平穏に送るために様々な障害の原因にもなります。
当院ではよくある「手術ありきの診断」ではなく、「患者様と共に原因と対策を考える」方向で診療しています。また手術を勧める場合でも、百人百色の鼻構造を考えてオーダーメード的に術前計画を立て、ナビゲーションシステム等の高度医療機器を駆使し細かい細工を施し、永いアフターフォローを目指しております。手術の目標は「一度手術した患者さんが二度と耳鼻科に通わなくてもよいようにすること」です。