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鼻中隔弯曲症・肥厚性鼻炎

鼻中隔弯曲症や肥厚性鼻炎は鼻の空気の通り方に関係します。息のすいやすさも勿論ですが、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎とも関連しており、またにおいかた、睡眠時のいびきや無呼吸症とも関連があるため、手術の前に鼻の空気の流れ方の解析をおこないます。

鼻中隔とは?

 鼻中隔は、空気の通り道である「鼻腔」を左右に分けている壁で、中心の芯には軟骨または骨が存在し両側に粘膜がくっついている状態です。
鼻中隔湾曲症は、湾曲の程度が強く、鼻づまりなどの症状が現れる病気です。

鼻中隔弯曲症と肥厚性鼻炎

 成人では多少なりとも鼻中隔が曲がっており無症状の人が多いのですが、程度がひどくなると鼻づまりの原因となります。
 曲がり方はC字型、S字型、くの字型などさまざまです。湾曲して広くなった方の鼻腔は通りは良くなるはずですが、実際には下鼻甲介の粘膜が腫脹して肥厚性鼻炎や副鼻腔炎、鼻茸(鼻ポリープ)といった症状をともなってきます。
 そのため両側の鼻腔の通りが悪くなって強い鼻づまり、頭重感、口呼吸などが生じるため、外科的な手術が必要になるのです。
 すなわち鼻中隔湾曲症単体では病気ではないため治療の必要はありません。他の病態が組み合わさって初めて手術を検討することになるのです。

 鼻中隔湾曲症矯正術はそれほど難しい手技ではなく約5~10分程度で終了しますが、被侵襲感が強いため、必ず静脈麻酔による全身麻酔下にておこなっております。術後は両鼻に特殊スポンジを挿入し圧迫固定を約72時間ほどします。
 最近は新方式;タンポンフリーの病院が増えてきているようですが、湾曲した部分は残存粘膜も湾曲しているためその部分で特に強い圧迫矯正が必要です。また傷が治っていく過程で酸素+栄養(=少量出血)も必要です。当院では日帰り方式のため、ご自宅または宿泊先で万が一中程度以上の出血になってしまった場合、患者様のみならず周囲の方々にもご不安とご迷惑をおかけしてしまいます。以上の理由により、手術室内であらかじめ出血流量を見積もりつつタンポン量を加減できる、すなわち想定内の出血量を期待できる従来方式を採用しております。

外傷性鼻中隔弯曲症

外傷性鼻中隔弯曲症は健康保険適応になりますので是非当院にご相談ください。

 幼少時や青少年期にスポーツや顔面打撲にて起こる外傷性鼻中隔弯曲症も決して珍しくはありません。鼻背部まで曲がってしまい容貌に問題がある場合には、通常の鼻中隔湾曲症矯正術に加え外鼻形成術をおこないます。そのため2時間以上手術時間がかかるため、提携先病院にて形成外科専門医と共同で全身麻酔下にて手術をおこないます。約1週間の入院と約1ヶ月間のギプス外固定が必要になります。
手術費用は外傷性による変形のため保険適用になります。外鼻形成術〔鼻骨変形治癒骨折矯正術〕23,060点+鼻中隔矯正術8,230点+右下鼻甲介骨切除術3,550点(全身麻酔費用と入院費別)

内視鏡を用いた鼻中隔弯曲矯正術

 内視鏡を用いない通常法でおこなうと10分以内で終了します。選択的に弯曲部分を矯正するために、内視鏡を用いて手術する場合があります。主に嗅覚障害等で弯曲が軽微な場合におこないます。本VTRは内視鏡が稼働していない部分をカットしているため正味8分ですが、実際には看護師さんが器械を出したりする間があるため20分程度手術時間がかかっております。
 なお矯正した部分を正しい位置に固定するために、この後術後に両鼻に詰め物を72時間ほどします。術後の傷口は目立たなくなります。

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