鼻中隔湾曲症矯正術はそれほど難しい手技ではなく約5~10分程度で終了しますが、被侵襲感が強いため、必ず静脈麻酔による全身麻酔下にておこなっております。術後は両鼻に特殊スポンジを挿入し圧迫固定を約72時間ほどします。
最近は新方式;タンポンフリーの病院が増えてきているようですが、湾曲した部分は残存粘膜も湾曲しているためその部分で特に強い圧迫矯正が必要です。また傷が治っていく過程で酸素+栄養(=少量出血)も必要です。当院では日帰り方式のため、ご自宅または宿泊先で万が一中程度以上の出血になってしまった場合、患者様のみならず周囲の方々にもご不安とご迷惑をおかけしてしまいます。以上の理由により、手術室内であらかじめ出血流量を見積もりつつタンポン量を加減できる、すなわち想定内の出血量を期待できる従来方式を採用しております。