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好酸球性副鼻腔炎

好酸球性副鼻腔炎は難病指定されている疾患です。
患者様のQOLを取りもどすため、全力で治療してまいります。

好酸球性副鼻腔炎の治療法とは

どんな病気? 

好酸球性副鼻腔炎とは、両側の鼻の中に鼻茸(ポリープ)がたくさんでき、手術をしてもすぐに再発する可能性がある難治性の慢性副鼻腔炎です。ステロイドを内服すると一時的に症状が軽快する特徴があります。すなわち、好酸球の暴走を抑えるためにステロイドが最も有効な治療法です。しかし好酸球性副鼻腔炎自体は生命に危険を及ぼさないので、ずっとステロイドを服用することは避けた方が良いとされます。そのためステロイド内服を中止すると風邪などの感染を契機に鼻茸が再度大きくなり、悪い状態に戻ってしまいます。

原因は何?

その一方で、好酸球性副鼻腔炎の中には、これらの治療を行ってもポリープの再発を繰り返す難治性副鼻腔炎が増えてきています。
好酸球性副鼻腔炎の患者様は、日本に100万人以上いると言われています。(全人口の1%以上)1900年代には、この病気の人があまり日本にいませんでした。1990年代後半から2000年にかけてこの病気の人が徐々に増えてきました。好酸球すなわち本来寄生虫を攻撃する役目の白血球が、上下水道、食品衛生等の向上により寄生虫そのものがいなくなった現在、勝手に好酸球が大暴走している、という見方もできます。

 どう治療したらよい?

 好酸球性副鼻腔炎は難病指定されており、当院は難病指定医療機関ならびに難病指定医の認可を得ております。長年不治の病とされてきた好酸球性副鼻腔炎も手術療法と免疫製剤注射により健康な方と同様な「鼻通り」と「におい」を取り戻せるようになりました。
 血中好酸球が多いのは変わりありませんので、患者様の努力はゼロにはなりませんが、我々医療者側も胸を張って「どうぞ当院へ一度ご相談ください」といえる時代になりました!

当院では好酸球性副鼻腔炎の患者様の要望をできる限り汲むようにし、患者様個人の要望に合わせたオーダーメイドの治療を提供できるよう心がけております。

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