鼻の内視鏡 副鼻腔炎手術 アレルギー性鼻炎手術 花粉症手術  ESS 耳内視鏡手術 TEES 日帰り手術治療 土曜日手術 あさま耳鼻咽喉科医院

耳の手術についてのご質問

Q 手術は痛いですか?

A 眠くなる薬剤を点滴から流し恐怖心取り除いた上で、やはり点滴から鎮痛剤を流し、更に局所麻酔剤も併用し十分な除痛を図ることを目指しております。
当院の全静脈麻酔 、TIVA(ティーヴァ)は通常の全身麻酔に比べ比較的副作用の少ない麻酔薬を使用しており安全です。
また一般的な全身麻酔と違って、心臓と肺に負担をかけにくいため、ご高齢者も安心して手術を受けられることができます。

Q 手術時間はやはり長くかかるのですか?

A 症例により20分~2時間ほどかかりますが、意識がほとんど無いためあっという間に終わります。
例え病変や病気の原因が深部にあるような場合でも、2時間程度で終了します。静脈麻酔をつかった全身麻酔ですのでお休みの間に終了します。

Q 仕事や学校は何日で復帰できますか?

A 殆どの場合、翌日から復帰可能です。
通常のデスクワークはめまいや出血などがなければ翌日から可能です。ですが高速エレベーターや飛行機への搭乗など、鼓膜に圧がかかるようなことは控えてください。

Q 手術の合併症は何かありますか?

A 医療行為を行う以上、細心の注意と最善の手技を持っても、やはり合併症の出現率は0%ではありません。。
一般的に起こり得る合併症としては、めまい・軽度の出血・疼痛などです。これらは、ほぼ安静や薬の内服などで治ります。鼓索神経の損傷(味覚障害)は比較的頻度が高い合併症ですが、当院では内視鏡により拡大した視野で手術操作を行うため、その頻度は極めて低く、また仮に生じても経過観察のみで軽快することがほとんどです。重篤な合併症としては顔面神経麻痺、髄膜の損傷(髄液漏)、三半規管の損傷(めまい)などが挙げられています。一定の症例数を経験した執刀医が行う手術においてはこれらのリスクはあまり心配しないでよいと思われます。。

Q 術後の傷口は目立ちますか?

A 傷口は1cm未満の切開のみですので目立ちません。
耳内視鏡手術は耳介後部切開を行いませんので、大きな傷は残りません。
美容上も全く問題ありませんのでご安心ください。

Q 耳の手術は何曜日におこなっていますか?

A 不定日ですのでご相談にのります。
耳内視鏡手術の執刀医は大学病院から招聘しております。ですので手術日決定は、患者様の御都合、執刀医の都合、手術室の空き状況により決定させていただいております。多くは水曜日、金曜日が多いようです。土曜日も手術枠は鼻手術も含めて2枠ございます。

Q 耳内視鏡手術を専門に行なっている先生は全国に何人位いますか?

A まだ両手は超えていないものと思われます。
 耳内視鏡手術は正式名称を内視鏡下耳科手術(TEES;transcanal endoscopic ear surgery)といい2010年代に生まれた従来式(顕微鏡下手術)の欠点を克服した画期的な術式です。日本では二大学(山形大学・慶應義塾大学)でのみ行われており現在しのぎを削り合っている状態です。そのため両大学および関係施設以外で行われているTEESに関しては報告が極端に少なく、おそらくまだ従来式(顕微鏡下手術)と併用しながら様子を見ている施設が多いのではないかと推測します。
 当院ではクリニックという機動性を生かしてまたTEESの発展に微力ながら寄与するため、専用の鉗子類や医療機器を更新し続け、大学病院の手術室よりも充実した設備を目指しより良い手術成績を残せるよう最善の配慮をして参ります。

 

Q ?

A 。

Copyright © 2018 Asama ENT Clinic. All Rights Reserved.